焼付乾燥の落とし穴!「表面だけ乾く」が招く未硬化の罠
指定温度で焼いているのに硬度が足りない?乾燥炉の内部で起きている見えない温度ムラの真実。
その小さな穴、塗料ではなく素材内部のガスや水分が原因かもしれません。 ────────────── 【発生原因】 塗装後の焼付工程において「規定の温度と時間で乾燥させたのに、塗膜の硬度が低い、またはシンナー臭が残る」というトラブルがあります。これは特に肉厚の自動車部品などで頻発する問題です。 【真相】 乾燥炉の表示温度が180度であっても、金属部品自体の「品物温度」がそこまで到達していないことが最大の原因です。肉厚部品は熱容量が大きく、表面だけが急激に乾燥して内部の溶剤が抜けきらない(ピンホールを誘発する)未硬化状態に陥りやすいのです。 【改善策】 定期的にデータロガーを用いて、製品に直接熱電対を貼り付け、実際の「品温プロファイル」を測定することが不可欠です。昇温時間を考慮した最適な焼付条件の設定ガイドは、無料の技術資料としてダウンロード可能です。 【まとめ】 乾燥工程では炉内温度ではなく「品物温度」を基準に管理することで、安定した塗膜硬度を実現できます。永和工芸株式会社では、製品ごとの熱容量を見極め、最適な焼付条件で高品質な金属塗装を提供します。
- 企業:永和工芸株式会社 平野塗装工場
- 価格:応相談